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中古パソコン転売(リサイクル)ビジネスのメリット・デメリット

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「中古パソコン転売」とは、中古パソコンを仕入れ、フリマサイトで販売するビジネスであり、初心者でも手軽に始められる利益の高いビジネスとして注目されています。

 

ところで、中古パソコン転売は、他の転売ビジネスとどのように異なっているのでしょうか。

 

この記事では、その特徴やメリット、そしてデメリットについて詳しく解説していきますので、ご参考にしてみてください。

中古パソコン販売のメリット

中古パソコンの転売をビジネスとして行うことには、多くのメリットがあります。

利益率が非常に高い

まず、転売ビジネスにおいて重要なのは、高い利益率を得られるかどうかです。

通常、転売は薄利多売になることが多く、利益率が10%や15%といった低い数字が当たり前です。

 

しかし、パソコン転売は利益率が30%以上になることが一般的であり、非常に魅力的です。

 

当然、買い付け場所や販売タイミング、商品の種類によって差が出るため、利益率が極端に低くなる可能性もありますが、トータルでは平均して30%以上の利益率が得られることがほとんどです。

 

例えば、一般的な転売においては、売上が10万円だった場合、利益はわずか1万円程度になります。

 

一方、パソコン転売においては、同じ10万円の売り上げであれば、仕入れ原価が7万円であるため、利益は3万円となります。

 

配送料や材料費などは考慮していませんが、このように利益率が10%から30%に変わるだけで、利益額には大きな差が生じることが分かります。

 

しかも、パソコン1台あたりの利益額は5000円〜1万円程度とされており、薄利多売とはまったく異なるハイリターンなビジネスと言えます。

回転率が良く、売れやすい

中古パソコンを転売する際の大きなメリットは、回転率が良くて売れやすいことです。

 

たとえ利益率が高くても、なかなか売れないとキャッシュフローが悪化してしまう恐れがあります。

 

また、在庫を抱えてしまうこともよくあるでしょう。

 

しかし、中古パソコンは需要が高いため、比較的に回転率が良くて売れやすいです。

 

出品価格や写真、出品説明などに注意を払って出品すれば、1日や数日で売れることもあります。遅くても1ヶ月くらいで売れることがほとんどです。

 

もちろん、早く売りたい場合には価格調整や写真の変更、出品物の目立たせ方などの工夫が必要ですが、適切な価格であれば半年以上も売れ残ることはありません。

 

以上のことから、中古パソコンは回転率が良くて売れやすい商品といえます。

 

現金化(キャッシュ化)が早い

メルカリでの転売ビジネスにおいて、特筆すべき利点のひとつが、商品を出品した初月から売上が増加するということです。

 

アフィリエイトと比較すると、キャッシュ化の速度が非常に早いため、手元にお金を溜め込むことができます。

 

メルカリでは、売上がシステム上で保管されているため、申請があればいつでも引き出すことが可能です。

 

手続き完了後は4営業日以内に振り込まれます。

 

また、回転率が高いため、商品が次々に売れていくので、キャッシュ化がますます早くなるでしょう。

 

ただし、ビジネスの安定性を確保するためにも、売上が上がった分は次の商品の仕入れ費用に充てることが重要です。

 

初めの数ヵ月は、現金がどんどん増えていく感覚はあまりないかもしれません。

 

しかし、初月から少しずつでも売上が上がっていくこと自体が、ビジネスを続ける上での素晴らしいやる気につながります。

 

ニーズにあっている

現代において成功するビジネスとは、時代のニーズに合わせたものであることが非常に重要です。

 

特に2020年からの新型コロナウイルス感染症の影響で、在宅勤務やオンライン授業などの需要が急増しています。

 

これまでパソコンを使用しなかった人々にもパソコンが必要とされるようになり、新品のパソコンだけでなく中古品にも需要があります。

 

また、政府のIT化推進政策が進んでいるため、パソコンの需要はより加速しています。

 

将来的には、一人一台が当たり前になることも考えられます。

 

しかし、新品のパソコンは高価であり、買い替え需要もあるため、中古品が求められる傾向にあります。

 

そのため、現代においては中古ノートパソコンの販売が適切であると言えます。

 

再現性が高い

「単純で実践しやすい」というのは人それぞれ捉え方が異なるものですが、最も一般的なアフィリエイトと比べると、パソコン転売で必要とされる段取りやメンテナンスの作業はとてもシンプルで分かりやすいです。

初めは、覚えることが多かったり、慣れるまで時間がかかることもありますが、売るための工夫も必要です。

 

しかし、一旦慣れてしまえば、ルーティンとなる部分が多く、頭を使わずとも操作ができます。

 

つまり、このビジネスを片手間で行うことも可能なのです。また、他のビジネスとの合間に実践することで、心身ともにリフレッシュすることもできます。

 

感謝される

現代では、アフィリエイトやネットビジネスには怪しい印象があることが少なくありません。

 

たしかに、私自身も長い間アフィリエイトビジネスを行ってきましたが、その中でも不正行為を行う者がいるため、一般的には良い印象が持たれているとは言いがたい現状があります。

 

また、例えばホビーやゲーム、チケットなどの転売でも、買い占めや原価に比べて過剰に高値で転売されるものがあるため、良い印象を持たれない場合があるようです。

しかし、パソコン転売ビジネスにおいては、非常に正当なビジネスであると言っても過言ではありません。

 

むしろ、多くのお客様から「良質で高品質なパソコンを安く買えて感謝しています」というお声を多数頂いています。

私たちは、入手したパソコンをできるだけ低価格で販売することを心がけています。

 

そして、パソコンに必要なクリーニングやソフトウェアのインストール、最新のWindows 10へのアップグレードなど、お客様のニーズに合わせて最適なサービスを提供しています。

その結果、リサイクルショップに比べても、驚くほど低価格でパソコンを提供することができるだけでなく、お客様から多くの感謝の言葉を頂くことができるため、非常にやりがいを感じています。

 

つまり、パソコン転売においては真の価値を提供し、お客様から感謝されるビジネスであると言えるでしょう。

中古パソコン販売のデメリット

中古パソコンを転売することには、メリットだけでなくデメリットも存在します。

 

そこで、今回は中古パソコン転売のデメリットについて、詳しくお伝えします。

 

仕入単価が高い

1台あたりの仕入単価が高いことは、パソコン転売に取り組む上で最大のネックとなる点であると言えます。

 

1台あたり、1万円以上か、それ以上の金額が必要になるため、個別の単価が高額になってしまうことになります。

 

このため、最初から少ない金額からビジネスを始めたい場合には、不適切と言えます。

 

しかし、売れる商品であり、利益率が高いため、手元にお金がない場合でも、最初に1台転売してみることは可能です。

 

そして、倍々ゲーム的に商品数を増やしていく形で進めることで、収益を着実に増やしていくことはできます。

 

そのため、時間はかかるものの、確実に稼ぎを増やしていくことが可能です。

 

場所をとる

パソコンを転売する場合、在庫を抱える必要があります。

 

そのためにはスペースが必要です。

 

パソコンは筐体が大きいので、置き場所を確保する必要があります。

 

利益の目標によって異なりますが、月に10万円以上の利益を目指す場合は、常時20台以上の在庫が必要です。

 

一方で、月に5万円程度であれば在庫を10台以下でも可能です。

 

とにかく、ノートパソコンを転売する場合は在庫を抱える必要があるため、三段ボックスなどの専用の置き場所を確保しておくことが望ましいです。

 

凄く大きくは稼ぎにくい

個人での収入向上には限界があります。

 

一方、パソコン転売は、作業自体は難しいわけではありませんし、初めてからすぐに稼げるようになる場合があります。

 

月に5万円から10万円ほどの利益が出るなら、多少努力すれば比較的容易に達成可能です。

 

この程度の収入なら、アフィリエイトよりも効果が早く表れるでしょう。

 

ただ、月に50万円や100万円といった収入を稼ごうとすれば、個人での取り組みでは相当困難です。

 

例えば、月に50万円稼ぐために必要な在庫量は、常に100台以上になるでしょう。

 

これだけの数の商品を取り扱うには、組織化が必要であり、それがなければ現実的とは言えません。

 

まとめ

中古パソコン転売に関して、そのメリットとデメリットをお伝えいたしました。

 

総評として、パソコン転売ビジネスは、大きなメリットがあることが言えます。

 

コツコツとした作業が好きで、在庫数が多少あっても問題がなく、早く収益を上げたいと考えている方にとっては、アフィリエイトのような文章作成が苦手である場合でも、ノートパソコン転売ビジネスは取り組む価値があると言えます。

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